北方系植物の遺存
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 04:39 UTC 版)
「赤井谷地沼野植物群落」の記事における「北方系植物の遺存」の解説
赤井谷地は、標高が525mと比較的低標高であるが、1928年の調査によると、自生する植物199種のうち、ツルコケモモ、ホロムイイチゴ、ホロムイソウ、ミカズキグサなど36種もの植物がサハリンと共通する亜寒帯植物であると報告されている。これは、日本の最終氷期である約2万年前までに北方系の植物が南下していたものが遺存したものと考えられている。
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