勝者の深刻な受傷例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:27 UTC 版)
1996年4月3日、日本の大阪で行われた安野一也(大星)と中島徹也(ハラダ)のフェザー級8回戦で、判定勝ちした中島が試合後意識不明の重体となる。その後中島の意識は戻らず、2001年12月に死亡した。 2006年3月18日、アメリカのエヴァンズビルで行われたケビン・ペイン(en)とライアン・マラルドのウェルター級8回戦で判定2-1で勝利したペインがリング上から担架で病院へ搬送され、翌日に死亡。病院の検死官代表のアーニー・グローブスは「外傷性脳出血が死因だ」と述べた。その後、ペインは試合前に周囲の人間に頭痛を訴えていたかもしれないが、コミッションドクターには一切の異変も告げなかったということが報告された。 2007年12月25日、崔堯森とヘリ・アモルのWBOインターコンチネンタルフライ級タイトルマッチ12回戦で、判定勝ちした崔が、試合後意識不明の重体となる。2008年1月2日に脳死を宣告され、翌1月3日に家族の要望で生命維持装置が外され、死亡した。
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