加藤茶による弔辞
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2020年4月1日、志村の急逝を受けて急遽放送が決定したフジテレビの特番『志村けんさん追悼特番 46年間笑いをありがとう』において、加藤茶が弔辞を読み上げることが報道され、同日、その様子が生放送された。以下はその全文。 弔辞 志村……。ひどすぎるぞ、お前。一番若いお前が、俺たち差し置いて天国に行っちゃうなんてなぁ。まだ、俺たちと一緒にやらなきゃならないことがたくさんあっただろうに。それを勝手に一人で先に逝っちゃうなんて、お前は馬鹿だよ。天国の長さんも、まさかお前が最初に来るなんて、思ってなかっただろうな。びっくりしたと思うよ。長さんの次は、高木ブーだと思ってたもんな。でも、久しぶりに二人っきりでいろんな話が出来るから、長さんも喜ぶんじゃねえかな。まあ、いずれそう遠くないうちに、俺たちもそっちに行くと思うから、それまで長さんと酒でも酌み交わしながら、ドリフの新しいネタでも考えといてくれよ。5人がそっちに『全員集合』したら、そっちのお客さんを『大爆笑』させようぜ。約束だぞ。じゃ、それまでゆっくりと休んでくれ。大好きな志村よ。 令和2年4月1日 ザ・ドリフターズ、加藤茶 なお、同番組内において、同席した仲本工事は「(加藤と心境は)まったく同じ」、高木ブーは「決めたの。決めました。(中略)普通の一般の方とは違うんだよ、僕らはね。だから志村は死なないの。ずっと生きてる」と述べた。
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