切断した痕跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:21 UTC 版)
前述のように国家珍宝帳は複数の紙を貼り継いでいるが、第1紙と第2紙の間に切断したうえで再接続した痕跡がある。この痕跡について栗原治夫は、第1紙と第2紙の幅が他の紙に比べて短くなっていることから一部が切除されたとし、切除された長さは玉璽2つ分で礼服礼冠の項があったと推測した。また北啓太は第1紙を差し替えた可能性を指摘している。
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