分類学上の地位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 16:17 UTC 版)
分類学上の位置は諸説あり、目、亜目、下目、上科、下目の上科の間の名前のない階級、分類群としては認めない、とさまざまである。 古くは目や亜目とすることが多かったが、1993年、イヌ亜目に含められ、現在の正式な分類では亜目より下となる。下目または上科とすることが多い。 亜目とする場合、食肉目を裂脚亜目 Fissipedia と鰭脚亜目に分けていた。それぞれを、ネコ亜目(現在のネコ亜目とは異なる)・アシカ亜目と呼ぶこともあった。 上科とする場合、国際動物命名規約の規定により、正式にはアザラシ上科 Phocoidea となる。 なお、現生の海生哺乳類としては、鰭脚類のほかに、鯨偶蹄目のクジラ類、ジュゴン目(海牛目)の全て、鰭脚類と同じネコ目(食肉目)のラッコ・ホッキョクグマがいる。
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