分布・習性など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/14 15:38 UTC 版)
「シオミズツボワムシ」の記事における「分布・習性など」の解説
本来は汽水湖に棲息するものである。日本でも各地の汽水湖に普通に見られる。養殖池に持ち込まれて大繁殖する例が知られる。世界に広く分布し、南極以外の世界の全域に知られる。これは高い分散能力によると思われるが、その主な手段は耐久卵にある。耐久卵は乾燥や低温にも強く、水流や風、動物によって運搬される。また、その環境耐性の幅は非常に広い。沿岸部の汽水湖、内陸の塩湖だけでなく、アルカリ性のソーダ湖にも見られ、高い個体群密度を見せる事もある。 頭部の繊毛冠で水流を作り、水中の微小藻類などを食べる。
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