出札補充券・改札補充券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 11:18 UTC 版)
駅において、上記の事由で乗車券類を発行する際に用いられる。切符は旅客に渡す甲片と本社売上げ報告用の乙片の2片式がよく用いられるが、さらに自箇所集計用の丙片の3片式が用いられる会社も存在する。JRなどではノンカーボン紙を使用するが、カーボン紙を挟んで使用する会社もある。 端末が設置されている駅では、経路などの関係で端末で発行できない乗車券(最長片道切符等の特殊な乗車券)及び、非常用として保管しているところがほとんどであり、近距離乗車券などで入手するのはかなり困難である。なお、JR北海道やJR九州のマルス未設置駅の社員配置駅や簡易委託駅では、常備区間以外の乗車券を出札補充券で発行している所もある。ジェイ・アール北海道バスでは札幌駅地下(アピア)案内所、様似駅に鉄道と同じ様式だが独自の地紋で設置してある。私鉄では緊急時などに備えて相模鉄道の全駅に常備されている。
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