再生帯域による区別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 07:15 UTC 版)
「サブウーファー」の記事における「再生帯域による区別」の解説
メインスピーカーの低音の増補 環境によって大音量が出せない場合、また映画ソフトなどの再生効果を狙うために、低音の量を増やす目的で用いられる。そのためメインのスピーカーの低音はカットしないため、セッティングによっては低音が互いに打ち消し合い逆効果になる場合もある。またメインスピーカーとサブウーファーの低音の音質の違いに違和感が生じることがある。 メインスピーカーでは再生できない帯域の低音を補完 単純化した例を挙げれば、メインスピーカーでは50Hzまでの再生が限界である場合、50Hz以下の低音をサブウーファーで補うといった利用法である。ただし現実には、メインスピーカーにおいて何Hz以上なら完璧に再生できるが、以下は全く再生できないという類のものではなく、レベルが徐々に下がっていくものである。そのためメインのスピーカーの低音をカットせずにサブウーファーを追加する場合は、どこまでが量の補完で、どこからが帯域の補完か、明確に区別できるものではない。メインのスピーカーの低音をカットする場合は、明らかにメインで再生できる帯域以下の低音をサブウーファーが補うとみなすことができる。
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