再導入計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 07:19 UTC 版)
「ニューヨーク市地下鉄W系統」の記事における「再導入計画」の解説
2015年7月に、MTAはIND2番街線の第一期区間開業に合わせて、W系統を2004年-2010年の運行パターンで運行再開すると発表した。IND2番街線は2016年12月開業予定で、開業するとQ系統の北端はBMTアストリア線からアッパー・イースト・サイドの96丁目に変更されることになっていた。これは、BMTアストリア線内の運行をQ系統からW系統に引き継がせることで、クイーンズ区内でのサービスレベルを維持することを意図していた。 しかし、W系統の再導入で平日のBMTアストリア線内の運行は20往復減る見通しである。これは、同じ便数を確保するためには従来のQ系統よりも短い時間間隔でW系統を運行させなければならず、それは実際には困難であるためである。 2016年5月23日には、MTAはW系統の運行再開を決定した。MTAはW系統を2016年11月7日から運行再開させ、同時にQ系統は一時的に57丁目-7番街駅止めにする計画であった。これは、IND2番街線開業と同時にQ系統の乗り入れを開始することでスムーズに移行することを狙ったものである。W系統はコニー・アイランド車両基地の所属車両で運行されるが、早朝の86丁目駅始発の3本はBMTシー・ビーチ線がリハビリ工事中の期間はベイ・パークウェイ駅に滞泊させた車両で運行していた。
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