八楯の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/14 23:43 UTC 版)
一般に最上八楯と言われるのは以下の8家である。 天童氏 ‐ 盟主。天童城を本拠とし、勢力を張った。 延沢氏 ‐ 延沢銀山(銀山温泉)で著名な延沢城を本拠とする。 飯田氏 ‐ 村山市に本拠を置く。 尾花沢氏 ‐ 尾花沢城を本拠とする。 楯岡氏 ‐ 楯岡城を本拠とする。最上氏庶流。 長瀞氏 ‐ 長瀞城を本拠とする。天童氏、延沢氏、長瀞氏は特に勢力があった。 六田氏 ‐ 山形市から上山市、東村山郡に本拠を置く。 成生氏 ‐ 天童市周辺。 この他にも以下の勢力が同盟に加わっていた。 佛向寺 ‐ 天童の有力な寺で、僧兵を持っていた。 細川直元 ‐ 足利氏の名門三管領細川氏の一門、奥州細川氏。小国城が本拠。 東根氏 ‐ 天童氏の分族。 上山氏 ‐ 出羽里見氏とも。上山城主。最上氏の縁戚だったが義光に滅ぼされ、寝返った一門の里見民部が当主となり、里見に改称した。
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