八月中席
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:52 UTC 版)
毎年昼の部は「納涼住吉踊り」が大喜利として行われる。協会を問わない顔付けをしていた東宝名人会のヒット企画であり、3代目古今亭志ん朝が8代目雷門助六を踊りの師として始めたものであった。東宝名人会の終了後に当ホールが受け継いだ。上記の通りこれは落語協会の芝居だが、(東宝名人会では協会を問わず出演していたことから)落語芸術協会所属の落語家が多数顔付けされる、定席で唯一の混成ラインナップともいうべき特別な芝居となっている。志ん朝亡き後、かつて東宝名人会所属だった4代目三遊亭金馬が中心となり芝居を受け継いだ。その後金馬が高齢のため座長を勇退した後、座長は金原亭駒三( - 2018年)、古今亭志ん彌(2019年 - )へと受け継がれている。
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