全身スキャナーとしての概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 05:22 UTC 版)
「ミリ波パッシブ撮像装置」の記事における「全身スキャナーとしての概要」の解説
2007年5月、オランダのアムステルダム・スキポール空港の空港警備で初めて導入した。爆弾テロの抑止力として期待されたものの、後述の問題点や導入に高額な金額が必要なことから、普及には至らなかった。しかし、2009年12月25日、デルタ航空機爆破テロ未遂事件が発生。厳重な警戒が突破されたことから、X線や金属探知機でも認知できない爆発物等の危険物を検出する装置として、ミリ波スキャナーが再注目された。 2010年以降、アメリカ運輸保安局により、アメリカ合衆国の空港に設置され始めた。 日本国でも導入が検討され、実証実験が実施された。2017年3月29日、成田国際空港、東京国際空港で正式導入された。
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