側条施肥導入の条件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 00:20 UTC 版)
側条施肥は初期生育の促進効果が期待できるので、地域の生育特性に応じた、側条施肥、全層施肥と側条施肥の組合わせ及び追肥の体系を設定する。 側条施肥に用いる肥料は、速効性肥料や速効性肥料と肥効調節型肥料を混合した、ペースト状肥料や粒状肥料がある。これらの肥料の使用は、側条施肥機の機種に合 わせて選ぶ。 速効性肥料のみを用いた側条施肥では、移植後約1か月の8葉期近くになると施 肥窒素がほぼ消失し、地力の低い土壌では地力窒素が不足し葉色の低下するおそれ があるが、このような場合は、肥料切れを補うためにつなぎ肥を施肥する。窒素成分で1.5kg/10aが目安である。
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