倍量・分量単位における大文字・小文字の区別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 08:48 UTC 版)
「パスカル (単位)」の記事における「倍量・分量単位における大文字・小文字の区別」の解説
単位の記号は、国際的な合意の上で規定されたものであって、大文字・小文字の区別についても厳密に規定されている。 次のような誤表記がしばしば存在する。 メガパスカル(MPa)に対する"Mpa"という誤表記。 民間企業の技術資料によく見受けられる。技術者がパーソナルコンピュータで文書を作成する際に、"MPa"と正しく入力しても、使用した日本語変換ソフトのオートコレクト機能によって"Mpa"と誤修正され、それが修正されずに放置されることによる間違いである。 メガパスカル(MPa)とミリパスカル(mPa)の混同。 SI接頭語の使用において、大文字と小文字を厳密に区別する原則の不理解による間違いである。 キロパスカル(kPa)に対する"KPa"、"Kpa"という誤表記。 パスカルの場合に限らず、キログラム(kg)を"Kg"と誤表記するのと同様に"KPa"と入力し、さらに上の"Mpa"の場合と同様に日本語変換ソフトのオートコレクト機能によって"Kpa"と誤修正され、そのまま修正されずに放置されることによる間違いである。
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