保有水平耐力の計算の原則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/10 22:23 UTC 版)
「保有水平耐力」の記事における「保有水平耐力の計算の原則」の解説
一次設計の地震作用時の応力算定において算定された部材の弾塑性を適切に表したモデルに一般に増分解析法によって計算する。 想定する外力分布は地震力の作用を近似した水平方向の外力分布に基づくものとし、原則としてAi分布に基づく外力分布とする。外力分布によると、建築物に作用する外力は頂部にいくほど大きくなる傾向をもつ。Ai分布に基づく外力分布で保有水平耐力を求めるとすると必要保有水平耐力の計算において、各層ごとにDs,Fesを定めていることと整合がとれない場合は、Qun分布を外力分布として保有水平耐力を計算してもよい。ただし,DsはAi分布に基づく外力分布を用いて求める。
※この「保有水平耐力の計算の原則」の解説は、「保有水平耐力」の解説の一部です。
「保有水平耐力の計算の原則」を含む「保有水平耐力」の記事については、「保有水平耐力」の概要を参照ください。
- 保有水平耐力の計算の原則のページへのリンク