係留方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 14:04 UTC 版)
係船浮標への係留を行うには、船舶の錨鎖を途中で切り離して浮標の係船環に接続する方法と、錨鎖の代わりにロープを用いる方法とがある。 また、浮標を用いた係船には2種類ある。船首だけを浮標に接続する単浮標泊(または単係留)は、浮標にかかる力は小さくてすむが、風浪によって船舶が振れ回るため、広い水域が必要である。船首・船尾を浮標に接続する双浮標泊(または前後係留)は、船舶を固定でき停泊のための水域が狭くても十分である反面、横風や横潮を受けたときに浮標へかかる力が大きくなるという欠点がある。
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