併用療法
【概要】 微生物や腫瘍に対する効果がある薬を組み合わせて使うこと。反対語は単剤療法。複数の薬を使うことにより、相加的な効果、相乗的な効果を期待する。単剤よりも薬の量を減らせれば副作用が減る可能性がある。必ず交差耐性がない薬剤を選ぶ。
【詳しく】 抗HIV薬の場合は、逆転写酵素阻害剤どうしの併用、プロテアーゼ阻害剤同士の併用、逆転写酵素阻害剤とプロテアーゼ阻害剤の組み合わせ、さらにそれらを重ねて3~5剤併用というのもある。別名、「HAART」とも呼ばれる。「カクテル療法」はマスコミ用語。
《参照》 逆転写酵素阻害剤、 プロテアーゼ阻害剤、 HAART、 交差耐性、 ダブルプロテアーゼ療法

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