併用に注意すべき場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 04:47 UTC 版)
「オプソ内服液」の記事における「併用に注意すべき場合」の解説
また、以下の薬剤と併用する場合は注意を要する。 中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤 バルビツール酸系薬剤等 吸入麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗鬱剤 β-遮断剤 アルコール<臨床症状および措置方法> 呼吸抑制、低血圧および顕著な鎮静または昏睡が起こることがある。相加的に中枢神経抑制作用が増強する。 <機序または危険因子> 相加的に中枢神経抑制作用が増強する。 クマリン系抗凝血剤およびワルファリン<臨床症状および措置方法> 抗凝血剤の作用を増強させることがある。 <機序または危険因子> 機序は不明である。 抗コリン作用を有する薬剤<臨床症状および措置方法> 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘または尿貯留が起こるおそれがある。 <機序または危険因子> 相加的に抗コリン作用が増強する。 ジドブジン(アジドチミジン)<臨床症状および措置方法> ジドブジンの副作用(骨髄抑制など)を増強させるおそれがある。 <機序または危険因子> ジドブジンのグルクロン酸抱合を競合的に阻害し、クリアランスを低下させる。 ブプレノルフィン<臨床症状および措置方法> ブプレノルフィンの高用量(8mg連続皮下投与)において、オプソ内服液への拮抗作用があるとの報告がある。 <機序または危険因子> 解離の遅い部分的μ-受容体作動薬であるため、モルヒネの投与前にこの薬剤を投与すると、その治療効果が弱まる。
※この「併用に注意すべき場合」の解説は、「オプソ内服液」の解説の一部です。
「併用に注意すべき場合」を含む「オプソ内服液」の記事については、「オプソ内服液」の概要を参照ください。
- 併用に注意すべき場合のページへのリンク