作曲家の個展 (サントリー芸術財団)とは? わかりやすく解説

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作曲家の個展 (サントリー芸術財団)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 22:57 UTC 版)

サントリー芸術財団『作曲家の個展』(さっきょくかのこてん)は、公益財団法人サントリー芸術財団(旧財団法人サントリー音楽財団)が1981年から開催しているコンサートのシリーズ[1][2]。2015年までの第I期では、毎年日本人作曲家1人を取り上げ、代表作あるいは新作を紹介してきた。2016年からの第II期では、活躍中の日本人作曲家を毎年2人取り上げ、新作を委嘱して公演を開催している[3]。2020年以降開催されていない[4]

概要

1899年創業のサントリー株式会社(現サントリーホールディングス株式会社)は、創業70年を記念して1969年に鳥井音楽財団を設立した[5]。同財団は、日本の音楽文化の発展に寄与し、洋楽分野で優れた業績をあげた人々を懸賞するため、同年から「サントリー音楽賞」の贈呈や「音楽賞記念コンサート」開催などの事業を行ってきた。1978年にはサントリー音楽財団と改称し、創設10周年を機に「日本人作曲作品の振興」を新しい事業目標に掲げた。そして1981年から「作曲家の個展」コンサートを開催している。これは日本人作曲家のすぐれた業績を広く日本の音楽ファンに紹介するため、代表的作曲家の作品をまとめて演奏するコンサートである[6]。なお、財団は2009年9月に美術関係の事業を統合して、公益財団法人サントリー芸術財団に移行している[7]

取り上げた作曲家

【第I期】

【第II期】

脚注

  1. ^ 『現代日本のオーケストラ:歴史と作品』、p.384、p.394
  2. ^ 『日本の作曲20世紀』、p.92
  3. ^ 作曲家の個展コンサート (サントリー芸術財団)2018年12月10日閲覧
  4. ^ サントリーホール作曲家の個展II2019細川俊夫&望月京”. www.suntory.co.jp. サントリー芸術財団. 2024年8月7日閲覧。
  5. ^ サントリーの歴史 (Suntory) 2019年1月3日閲覧
  6. ^ 『サントリー音楽財団コンサート 作曲家の個展'81 松平頼則』プログラム
  7. ^ サントリー芸術財団について (サントリー芸術財団) 2019年1月3日閲覧

参考文献

  • 作曲家の個展コンサート (サントリー芸術財団) 2018年12月10日閲覧
  • 木村重雄著『現代日本のオーケストラ:歴史と作品』日本交響楽振興財団、1985年
  • 『音楽藝術別冊 日本の作曲20世紀』音楽之友社、1999年
  • 『サントリー音楽財団コンサート 作曲家の個展'81 松平頼則』プログラム、サントリー音楽財団、1981年
  • 『サントリー音楽財団コンサート 作曲家の個展'94 芥川也寸志』プログラム、サントリー音楽財団、1994年

関連項目

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