佐野丹丘とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 佐野丹丘の意味・解説 

佐野丹丘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 21:02 UTC 版)

佐野 丹丘(さの たんきゅう、1926年5月11日 - 2009年6月13日)は、日本書道家僧侶曹洞宗長光寺住職。本名、常光。東洋書芸院顧問産経国際書会名誉顧問などを歴任。

来歴

静岡県田方郡函南町長光寺に生まれる。旧制韮山中(現静岡県立韮山高等学校)、静岡第一師範(現静岡大学教育学部)、駒澤大学文学部社会科卒業。小、中、高校で教鞭を執り、沼津では原小、西高東高教諭を務めた。また、僧職として3つの寺の住職を務める一方、宗門の要職を歴任した。  書家としては戦中から上田桑鳩に師事。1953年、ニューヨーク近代美術館日本書道展に出品。以降、国内だけでなく、欧米、アジア各国で作品を発表。国際的な書展開催に携わったほか、中国書法家との交流なども行う。海外への書の紹介だけでなく、書を通じて国際交流、国際親善に貢献。作品は国内外の美術館、博物館、学校、公共施設、永平寺、総持寺などに所蔵されている[1][2]

東洋書芸院顧問産経国際書会名誉顧問、東洋書人連合理事長、日本尚書連盟会長、書道研究尚友会会長、沼津文化協会初代会長などを務めた[3]

2009年6月13日午後9時52分、急性心筋梗塞のため、入院中の病院で死去。83歳[4]

受賞

主な作品収蔵

公共施設・小学校・中学校・高等学校・寺院等300点余

出典

  1. ^ 沼津市庄司美術館. “佐野丹丘 遺墨展 平成22年6月12日~7月4日”. 2020年3月18日閲覧。
  2. ^ 沼津市庄司美術館. “開館二周年特別企画 佐野丹丘 書展 11月1日~12月28日”. 2020年3月18日閲覧。
  3. ^ 曹洞宗 東海管区教化センター. “佐野丹丘先生の書禅一如”. 2020年3月18日閲覧。
  4. ^ paipu.eshizuoka. “佐野丹丘氏”. 2020年3月18日閲覧。
  5. ^ sacula. “静岡県文化奨励賞受賞者一覧”. 2020年3月18日閲覧。

 

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  佐野丹丘のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐野丹丘」の関連用語

佐野丹丘のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐野丹丘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐野丹丘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS