佐藤栄作総理による施政方針演説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:11 UTC 版)
「非核三原則」の記事における「佐藤栄作総理による施政方針演説」の解説
1968年(昭和43年)1月30日の施政方針演説においても佐藤総理は、この三原則を含めた核政策の4本柱を表明(非核三原則、核廃絶・核軍縮、米への核抑止力依存、核エネルギーの平和利用)した。その後、返還後の沖縄においても非核三原則が適用されるのかという問題に関して三木武夫外務大臣は当然適用されると主張したのに対し、返還交渉がこじれる事を危惧した佐藤栄作が三木発言を非難するなどの紆余曲折があった。 なお、当時の世論調査では非核三原則に賛成する意見はほとんど見受けられなかった。 1960年代末から1970年代にかけて米ソデタント(緊張緩和)となる。
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