以下
以下とは、範囲を指し示す表現のひとつであり、ある基準(数値や程度)を示しつつ「その基準、および、それより下の範囲全体」を指し示す表現である。
「以下」は、基準として言及された対象を含む、という点に注意が必要である。たとえば正の整数について「3以下」といえば、「1」と「2」と「3」のことである。人の年齢に関して「75歳以下」という場合、新生児から75歳の人が含まれ、76歳およびより高齢の人は含まれないということになる。
「その基準を含まない、それより下の範囲全体」を指す場合には、以下ではなく「未満」という表現を用いる。たとえば「75歳未満」の場合、75歳の人は対象に含まれず、新生児から74歳までの人が対象となる。
「以下」とは逆に「基準も含めてその上の範囲全体」を指す語として「以上」がある。以上と以下は対義語の関係といえる。ちなみに、「未満」に対して「基準を含めない《それより上》を示す」表現には、「未満」と対になる語彙が一般的に用いられておらず、たいていは「より大きい」のような表現が用いられている。
文章上の記述においては「この直後に言及する」という意味で「以下に示す」というような言い方がよく用いられる。
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