代表的な工具鋼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 17:50 UTC 版)
代表的な工具鋼について、JISの規格で表記する。 SK1 - 7:炭素工具鋼 0.60 - 1.50%の炭素を添加した鋼。 SKT、SKS:合金工具鋼(低合金工具鋼) 炭素工具鋼に少量のタングステン(W)、クロム(Cr)、バナジウム(V)などを加えたもの。 SKD:合金工具鋼(冷間ダイス鋼、熱間ダイス鋼) 炭素工具鋼にすくなくとも3%以上のクロム(Cr)を添加し、その他にタングステン(W)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)などを複数、加えたもの。プラスチック金型用鋼と並んで金型用の素材として多用される。 SKH:高速度工具鋼(ハイス鋼) W、Cr、V又はW、モリブデン(Mo)、Vを多く含む鋼で比較的高価だが超硬ほどではなく、靭性も高い。
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