代表問題の解決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 01:27 UTC 版)
「国際労働会議代表反対運動」の記事における「代表問題の解決」の解説
友愛会など労働団体は、労働団体からの国際代表選出という当初の目的は果たせなかったものの、日本政府が信用を大きく損なったことでかえって自らの権威を高めることになった。またこれ以後国際労働会議はつねに日本の労働者代表選出問題をめぐって紛糾したが、第2回会議では海員関係で逓信省労働団体による選出権を承認、その後は労働団体が会議をボイコットしたため反対運動は起こらず、1924年の第6回会議以降、日本政府も譲歩して労働団体に選出権を委ね鈴木が代表に選出されたため、労働者代表問題はようやく解決した。
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