今帰仁朝敷とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 今帰仁朝敷の意味・解説 

今帰仁朝敷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/17 08:26 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
今帰仁朝敷

今帰仁 朝敷(なきじん ちょうふ、道光27年6月4日1847年7月15日) - 大正4年(1915年)8月11日)は、琉球王国第二尚氏王統第18代・尚育王の三男で、今帰仁御殿の元祖。廃藩置県後は男爵。王国時代、正式には今帰仁王子朝敷と称する。

概要

童名は思樽金、唐名は尚弼。尚育王の三男として生まれる。最初具志川王子と称し、1869年同治8年)、今帰仁間切(現・今帰仁村)の按司地頭に転任したので、今帰仁王子と称した。1875年明治8年)、病気の兄・尚泰王に代わって、琉球処分官・松田道之の応対にあたった。1890年(明治23年)5月26日、男爵を叙爵した[1]

栄典

家族

  • 父 - 尚育王
  • 母 - 真南風按司
  • 妻 - オト[3](翁氏伊舎堂殿内八世・伊舎堂親方盛喜六女)
  • 子女
    • 長男 - 朝和
    • 長女 - ツル
    • 次男 - 朝宜
    • 三男 - 朝蕃
    • 四男 - 朝真
    • 次女 - マイヌ
    • 三女 - マツ
    • 五男 - 朝珍
    • 四女 - マカト
    • 五女 - ンタ
    • 六男 - 朝亮
    • 六女 - ママツ

脚注

  1. ^ 『官報』第2070号、明治23年5月27日。
  2. ^ 『官報』第3893号「叙任及辞令」1896年6月22日。
  3. ^ 「翁姓家譜(伊舎堂家)」には、真鍋とある。

参考文献

  • 沖縄県姓氏家系大辞典 編纂委員会編 『沖縄県姓氏家系大辞典』 角川書店、1992年。
  • 沖縄大百科事典刊行事務局編 『沖縄大百科事典 下巻』 沖縄タイムス社、1983年。

関連項目


日本の爵位
先代:
叙爵
男爵
今帰仁御殿初代
1890年 - 1915年
次代:
今帰仁朝英



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「今帰仁朝敷」の関連用語

今帰仁朝敷のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



今帰仁朝敷のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの今帰仁朝敷 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS