人の世のまことの智恵のたとえ話(第774夜)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「人の世のまことの智恵のたとえ話(第774夜)」の解説
昔、ある若い男が学問を究めようと、イスラム世界第一の学者で鍛冶屋をしている老人を訪ね、教えを乞うた。老人は承諾し、内弟子として鍛冶屋の手伝いをさせたが、何年経っても一向に学問は教えてくれなかった。10年経ったある日、老人は若者に「お前に全ての知識を授けた。なぜならお前は忍耐を学んだのだから。」と言った。若者は喜び故郷に帰った。
※この「人の世のまことの智恵のたとえ話(第774夜)」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
「人の世のまことの智恵のたとえ話(第774夜)」を含む「千夜一夜物語のあらすじ」の記事については、「千夜一夜物語のあらすじ」の概要を参照ください。
- 人の世のまことの智恵のたとえ話のページへのリンク