百草園とは? わかりやすく解説

百草園

(京王百草園 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 14:19 UTC 版)

京王百草園
Keiō Mogusaen
園内風景
所在地
座標 北緯35度39分15.1秒 東経139度25分37.9秒 / 北緯35.654194度 東経139.427194度 / 35.654194; 139.427194座標: 北緯35度39分15.1秒 東経139度25分37.9秒 / 北緯35.654194度 東経139.427194度 / 35.654194; 139.427194
面積 2.6ha
前身 旧松連寺
開園 1957年3月
運営者 京王電鉄株式会社
設備・遊具 松連庵、三檪庵
駐車場 無し
アクセス 京王電鉄京王線百草園駅」下車徒歩10分
京王バス「百草園駅」下車徒歩10分
京王バス・日野市ミニバス「七生緑小学校」下車徒歩11分
事務所所在地 東京都日野市百草560
公式サイト https://www.keio-mogusaen.jp/
テンプレートを表示
「梅まつり」開催中の梅林

百草園(もぐさえん)は、多摩丘陵の一角である東京都日野市百草560番地に所在する庭園1957年からは京王電鉄が所有しているため、正式名称を京王百草園(けいおうもぐさえん)という[1]。日野市指定史跡名勝

園内には、若山牧水の歌碑、松尾芭蕉句碑などがある。またの木が約800本あり観梅の名所としても知られ、毎年2月から3月に「梅まつり」が開催される。

園内は多西吉富郷に比定され、鎌倉時代の関東御祈祷所である真慈悲寺は近在にあったと考えられている。

沿革

  • 享保年間:寿昌院殿慈覚元長尼が松連寺(升井山、桝井山、のち慈岳山)を再建し、それに伴い百草園が造営される[2]
  • 明治初期:松連寺(黄檗宗)は廃寺。百草園は地元出身の生糸商人、青木角蔵が所有。
  • 1957年昭和32年):京王帝都電鉄(現・京王電鉄)に移管。

施設等

  • 松連庵(しょうれんあん)
  • 三檪庵(さんれきあん)茶室
  • 心字池
  • 寿昌梅

催し物

  • 梅まつり(2月 - 3月)
  • 新緑まつり(4月 - 5月)
  • 紅葉まつり(11月)

周辺施設

  • 七生丘陵散策コース
  • 百草八幡宮
  • あしなが心塾・あしながレインボーハウス

その他

  • 園内でドラマ・CM・スチール撮影などのロケが可能(要事前申込)[3]
  • 「松連庵」及び「三檪庵」を、貸切利用可能(要事前申込)[3]
  • 梅まつり開催期間中は最寄りの百草園駅に、京王線の一部の優等列車臨時停車する場合がある。
  • 最寄駅の百草園駅から当園までは急勾配の坂が続いており、公式ページでは特急停車駅である隣駅の聖蹟桜ヶ丘駅高幡不動駅からタクシーの利用も案内されている[1]。また駐車場の設備はない。

脚注

関連

外部リンク





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から百草園を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から百草園を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から百草園 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「百草園」の関連用語

百草園のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



百草園のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの百草園 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS