交響曲第1番 (ハンソン)とは? わかりやすく解説

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交響曲第1番 (ハンソン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/19 09:17 UTC 版)

交響曲第1番ホ短調『ノルディック』 作品21は、ハワード・ハンソン1922年に作曲した交響曲

概要

ローマ留学中に作曲され、1923年5月30日、同地のアウグステオホールにて作曲者の指揮の下で初演された。 クーセヴィツキーはこの曲を絶賛し、ロマンティック交響曲作曲の引き金にもなった。『ノルディック』の名の通り、自身のルーツがスウェーデンにある事に肖って書かれた。また、金管や低音楽器がスウェーデン的な雰囲気を醸し出している。

編成

フルート3(1はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴットホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバティンパニシンバルハープ弦五部

構成

第1楽章 Andante solenne - Allegro con forza

ソナタ形式。弦楽合奏が序奏主題を提示した後、アレグロの主部が現れる。この主題は第2楽章と第3楽章にも用いられており、一種の循環形式を採用している。

第2楽章 Andante teneramente, con semplicita

「我が母に」と名付けられている。弦による導入部の後、オーボエが穏やかな主題を提示する。

第3楽章 Allegro con fuoco

「我が父に」と名付けられている。父の出身地スウェーデンの民謡が断片的に使われている。シンバルと金管による短い序奏の後、木管に第1主題が現れ、弦に受け渡される。

参考文献




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