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井澤邦夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 16:23 UTC 版)

井澤 邦夫
いざわ くにお
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1950-09-15) 1950年9月15日(74歳)
出生地 日本 東京都北多摩郡国分寺町(現・国分寺市東恋ヶ窪
出身校 中央大学法学部法律学科卒業
前職 国分寺市議会議員
所属政党 無所属
当選回数 3回
在任期間 2013年7月13日 - 2025年7月12日
当選回数 3回(補選を含む)
在任期間 2005年7月4日 - 2013年5月31日
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井澤 邦夫(いざわ くにお、1950年昭和25年)9月15日[1] - )は、日本政治家。元東京都国分寺市長(3期)、元国分寺市議会議員(3期)。

来歴

東京都国分寺市東恋ヶ窪生まれ。国分寺市立第三小学校、国分寺市立第一中学校中央大学附属高等学校卒業。1973年(昭和48年)3月、中央大学法学部法律学科卒業。同年4月、東邦生命保険相互会社に就職。1998年(平成10年)からエジソン生命保険相互会社に勤める。2002年(平成14年)、鹿島建設の子会社に転職。2004年(平成16年)12月、同社を退社[2][3]

2005年(平成17年)7月3日に行われた国分寺市議会議員補欠選挙に出馬し初当選。市議を3期務める。

2013年(平成25年)5月31日に辞職。同年6月23日に行われた国分寺市長選挙に、星野信夫前市長の後継指名と[4]自由民主党日本維新の会公明党の推薦を受けて立候補。元市議の三葛敦志ら2候補を破り初当選した[5]。7月13日、市長就任。 ※当日有権者数:94,446人 最終投票率:48.07%(前回比:+8.18pts)

候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持
井澤邦夫 62 無所属 23,799票 55.36% (推薦)自由民主党日本維新の会公明党
三葛敦志 39 無所属 16,509票 38.40%
田中進 65 無所属 2,682票 6.24%

2017年7月2日に行われた市長選で、前副市長の樋口満雄との一騎打ちを制し再選。 ※当日有権者数:99,140人 最終投票率:55.25%(前回比:+7.18pts)

候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持
井澤邦夫 66 無所属 31,518票 59.63% (推薦)自由民主党公明党
樋口満雄 67 無所属 21,336票 40.37% (推薦)民進党日本共産党自由党社民党、生活者ネットワーク

2021年(令和3年)7月4日に行われた市長選に、自民党、公明党、国民民主党の推薦を受けて立候補。共産党、社民党、国分寺・生活者ネットワークの支援を受けた元市職員の立石昌子を破り3選[6][7]

同年7月13日、東村山市で行われた五輪聖火リレーの点火セレモニーに参加[8]。同日、同居する家族の新型コロナウイルス感染が判明するが、井澤は同日中にPCR検査を受け、翌14日に陽性が判明した。無症状のため、市は電話やメールで公務を続けると発表した[9]

2025年(令和7年)の市長選挙には不出馬。これをもって引退となった。

市政

  • 2019年(平成31年)3月、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」の導入を求める陳情が市議会で全会一致で採択される。これを受けて2020年(令和2年)11月15日から同制度を導入した[10]

脚注

  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、144頁。
  2. ^ 井沢邦夫公式ブログ: プロフィール
  3. ^ JapanProducerインタビュー 東京都国分寺市長 井澤 邦夫|NPO法人ドットジェイピー
  4. ^ 都政新報 - 国分寺市長・井澤邦夫氏に聞く/夢を持てる国分寺市に
  5. ^ 国分寺市長選挙(2013/06/23投票)結果 | ザ選挙
  6. ^ 竹谷直子 (2021年7月6日). “国分寺市長選 井沢さん3選 「子どもが住み続けたいと思える街に」”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/114824 2021年7月16日閲覧。 
  7. ^ 【確定】開票結果(国分寺市長選挙)|国分寺市公式ホームページ”. 国分寺市公式ホームページ. 2021年7月4日閲覧。
  8. ^ “聖火リレー参加の市長がコロナ陽性 東京都国分寺市〔五輪〕”. 時事ドットコム. (2021年7月16日). https://sp.m.jiji.com/olympic/article/show/837 2023年12月9日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  9. ^ “東京・国分寺市長がコロナ感染 無症状、家族陽性で検査”. 産経新聞. (2021年7月15日). https://www.sankei.com/article/20210715-DJYQZWQQY5ND3OQRE7YT55M4WU/ 2021年7月16日閲覧。 
  10. ^ “東京都国分寺市で同性パートナーシップ証明制度がスタート、埼玉県鴻巣市でも12月から”. OUT JAPAN. (2020年11月19日). https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/news/2020/11/29.html 2020年11月24日閲覧。 

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