二重混成汎関数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 16:01 UTC 版)
HF交換積分と摂動論 (PT2) 相関エネルギーを含む汎関数を二重混成(ダブルハイブリッド; doubly hybrid, double hybrid)汎関数と呼ぶ。この着想は2004年にドナルド・トゥルーラーらによって最初に提案され、2006年にはシュテファン・グリメによって最初の二重混成汎関数B2PLYPが報告された。 Gaussian 16ソフトウェアで利用可能な二重混成汎関数: B2PLYP B2PLYP-D B2PLYP-D3 mPW2PLYP mPW2PLYP-D PBE0-DH PBE-QIDH DSD-PBEP86 Q-Chem 5.1で推奨されている二重混成汎関数(※は最も推奨される汎関数): 二重混成GGA(DH GGA)DSD-PBEPBE-D3(※) ωB97X-2(LP)(※) ωB97X-2(TQZ)(※) XYG3(※) XYGJ-OS(※) B2PLYP B2GPPLYP DSD-PBEP86-D3 LS1DH-PBE PBE-QIDH PBE0-2 PBE0-DH 二重混成meta-GGA(DH MGGA)PTPSS-D3(※) DSD-PBEB95-D3 PWPB95-D3
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