にりゅうか‐けいそ〔ニリウクワ‐〕【二硫化×珪素】
読み方:にりゅうかけいそ
⇒硫化珪素
二硫化ケイ素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/21 07:25 UTC 版)
二硫化ケイ素(英語、silicon disulfide)は、白色の針状結晶、または、灰色の針状結晶をしている。SiS2。比重2.02 (g/cm3)。融点1090℃。水に接触するのはもちろんのこと、空気中に存在する水分によってですら、二硫化ケイ素は分解して、水酸化ケイ素と硫化ケイ素となる。また、空気中で加熱すると、燃焼して酸素と化合し、二酸化ケイ素と二酸化硫黄となる。なお、エタノールと二硫化ケイ素が反応すると、オルトケイ酸テトラエチルを生ずる。
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