予備の姿勢指示器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 03:23 UTC 版)
現在は、航空機のコックピットがグラスコックピット化されていて、多くの姿勢指示器がデジタル化されている。しかし、デジタル化された計器に電源が切れるなどの緊急事態が発生した際のために、予備計器として旧式のジャイロスコープの姿勢指示器も設けられていることが多い。高度計や速度計も同様に、予備計器として旧式のものが取り付けられていることが多い。しかし、ボーイング777以降の世代の航空機では予備計器も、非常用電源を使用するデジタル計器を別途設置するようになってきている。 小型機では、エアージャイロ式ならば電源がなくても稼動可能、電気ジャイロ式でも非常用電源でそのまま動くようになっているため、予備の姿勢指示器を別途備えているものはあまりない。
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