乳糖不耐症との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 22:07 UTC 版)
「牛乳アレルギー」の記事における「乳糖不耐症との違い」の解説
乳糖不耐症は、糖分の乳糖(ラクトース)を消化する能力が低下しているために生じる。通常、3歳ごろに自然にその能力を失う。 このため、乳糖を予め分解すれば乳糖不耐症では問題は起こらないが、牛乳アレルギーの場合は抗原となり得るタンパク質が存在する限り問題が起こるのである。なお、牛乳アレルギーは病的な状態であるのに対し、乳糖不耐症は元々成長と共に発現するものなので、成人に現れた乳糖不耐症は病的な状態であるとは考えられていない。ただし、乳児に現れた乳糖不耐症は病的な状態である。
※この「乳糖不耐症との違い」の解説は、「牛乳アレルギー」の解説の一部です。
「乳糖不耐症との違い」を含む「牛乳アレルギー」の記事については、「牛乳アレルギー」の概要を参照ください。
- 乳糖不耐症との違いのページへのリンク