乗換駅の位置関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 09:04 UTC 版)
乗換駅の中にはある路線の駅と別路線の駅との間の距離が大きく離れている場合がある。 なぜ駅が離れているのに乗換駅とされたかについては、「歴史的に別々に駅ができたが事実として乗り換える人が多い」という、利用者の動向による場合が多い。その他、路線を新しく建設した際に、既存の別路線の駅の近くに鉄道駅を設けることができなかった場合や、新線は交差部に駅を作ったが既存路線の駅が交差部から離れている場合などがある。このような場合でも、乗客を誘導する目的を持って乗換駅と設定されることがある。 駅が離れており、その間に公道を挟む場合においては、徒歩のルートに商店街など、一定規模の商圏ができることがある(駅前商店街の一種ではあるが)。このような位置関係では、乗換客の利便性の面ではマイナスとなるが、地元の商店街にとっては重要な顧客でもある。そのため、乗換えの利便性向上を目的として連絡通路の新設や駅の移動を計画した場合、「人通りが減り、商店街が衰退する」として、地元の商店街から反対されることがある(例:原町田駅→町田駅の移転時・新秋津駅と秋津駅など)。
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