主な主張・業績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 16:20 UTC 版)
「ミハイル・トゥガン=バラノフスキー」の記事における「主な主張・業績」の解説
当初は「合法的マルクス主義者」の主張者であったが、その後、マルクス主義を批判するようになった。 『マルキシズムの学説的基礎』(Theoretische Grundlagen des Marxismus)、『歴史的発展より見たる近世社会主義』(Der moderne Sozialismus in seiner geschichtlichen Entwicklung)により、マルクス批判をしている。しかし、マルクス学説は概念錯乱と論理的矛盾とを含んでいるものの本質的には捨て難きものがあるとの見地から、マルクス学説の修正を主張する(修正主義)。そして、社会主義それ自身の真髄は、むしろマルクス前期のいわゆる空想的社会主義に求むべきであるとする。 景気循環の研究で名高く、「近代景気循環論の父」と呼ばれる。 恐慌学説における不比例説は、支持者が多い。 また、ロシアに限界効用理論を紹介したことでも知られる(反革命派的立場を示している)。 ペテルブルク大学でニコライ・ドミートリエヴィチ・コンドラチエフを育てた。
※この「主な主張・業績」の解説は、「ミハイル・トゥガン=バラノフスキー」の解説の一部です。
「主な主張・業績」を含む「ミハイル・トゥガン=バラノフスキー」の記事については、「ミハイル・トゥガン=バラノフスキー」の概要を参照ください。
- 主な主張・業績のページへのリンク