中鳥島_(徳島県)とは? わかりやすく解説

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中鳥島 (徳島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/07 04:04 UTC 版)

中鳥島

中鳥島周辺の空中写真。
2009年4月29日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 徳島県美馬市
所在海域 吉野川
座標 北緯34度2分24.8秒 東経134度0分51.4秒 / 北緯34.040222度 東経134.014278度 / 34.040222; 134.014278座標: 北緯34度2分24.8秒 東経134度0分51.4秒 / 北緯34.040222度 東経134.014278度 / 34.040222; 134.014278
面積 0.45 km²
     
プロジェクト 地形
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中鳥島(なかとりじま)は、徳島県美馬市美馬町中鳥にある吉野川中州

地理

中鳥島は、1726年享保11年)の大洪水で南岸から切り離された吉野川河口から約58km上流に位置した約45haの川中島である[1]

歴史

当地は、天文年間(1528年-1555年)から明暦年間(1655年-1659年)まで中鳥村に、明暦年間より半田村に属した。

1934年昭和9年)6月1日に旧半田町から旧重清村に編入され、編入当時の戸数は43戸、人口225人であった。吉野川の築堤工事が実施されるにあたり、1982年(昭和57年)に全島買収による住民移転の同意がなされ、1988年(昭和63年)から1989年(昭和64年)にかけて島内に残っていた28戸が県内外へと移住した。

島内に鎮座していた伊射奈美神社は、1992年平成4年)10月7日に現在の場所に拝殿し、神殿を新築落成している。この際に、島内にあった中鳥城主の墓も現在の伊射奈美神社に移築された[2]

かつて島内に鎮座した伊射奈美神社の東側には、吉野川の氾濫に悩まされてきた島民の避難場所となっていた中鳥城本丸跡、島民が生活用水として利用した池が現在も残っている。また、旧中鳥神社境内地南側には、半田尋常高等小学校中島分教所があり、重清村への編入に際し、児童は重清村立重清西尋常高等小学校に編入していることを示す資料も残されている。

施設

交通

関連項目

脚注

  1. ^ 中鳥島”. 日本観光復興協会. 2018年11月20日閲覧。
  2. ^ 伊射奈美神社 現地案内板。

参考文献

外部リンク




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