中腰小便
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:51 UTC 版)
女性の排尿方法の1つで前かがみの姿勢で尻を突き出し、中腰になって後方に小便を排出する。一昔前までの日本で行われていた方法であるが、現代では抵抗があるため、あまり行われていないものの、尿検査ではこの方法で行われることもある。また、女性は女性器の構造上立ち小便をしにくいため、野外で排尿するときに使われることもある。ストッキングが伝線しにくい利点もあり、アメリカではストッキング普及初期にはそれを防ぐことができるため、中腰で排尿が出来る便器として「サニスタンド」が登場した。日本でも東洋陶器(現・TOTO)が1951年に発売したが、当時の日本では中腰での排尿には抵抗が強かったため、普及しなかった。なお、1964年東京オリンピックの際には、女子選手用として国立霞ヶ丘競技場陸上競技場内に設置されており、実際にロシアの女子選手が使用した。。
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