中央アジアルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:25 UTC 版)
アストラハンのやや北に位置するアクサライスカヤ駅(ロシア語版)でカフカスルートから分かれ(以上ロシア)、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンを通ってテヘランでカフカスルートに合流しバンダレ・アッバースに至る。途中ウズベキスタン・トルクメニスタン国境地帯のアムダリヤ川に沿うルートと、ウズベキスタン領の内側を通るルートの2通りがある。総延長は前者の場合7,549km、後者の場合7,885km。 なお、イラン領内でテヘランを経由せずマシュハド-バーフク(英語版)間に新線を建設する案もあり、実現すれば約1,000kmの短縮となる。また中央アジアでも何ヶ所かで現ルートより西側に短絡線を設ける案がある。 全線開通済みで、両ルートとも約20%が複線化、約30%が電化されている。国境は、アムダリヤ川沿いの場合7箇所(ウズベキスタン・トルクメニスタンを2回ずつ通るため)、後者ウズベキスタン領内側経由の場合5箇所あり、トルクメニスタンとイランの国境で軌間が変わる。
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