中国における信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 00:12 UTC 版)
中世以降、中国では布袋になぞらえた太鼓腹の姿が弥勒仏の姿形として描かれるようになり、寺院の主要な仏堂に安置されるのが通例となった。日本でも、黄檗宗大本山萬福寺で、三門と大雄宝殿の間に設けられた天王殿に四天王や韋駄天と共に安置されている布袋形の金色の弥勒仏像を見ることができる。この像は、中国において「布袋和尚(Bùdài héshàng)」の呼称では、理解されづらく、一般には「弥勒(Mílè)」と呼ばれている。それを受け、西欧人にマイトレーヤ(Maitreya 弥勒)と呼ばれる。
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