並列抵抗/薄レンズのノモグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/19 14:53 UTC 版)
「ノモグラム」の記事における「並列抵抗/薄レンズのノモグラム」の解説
右に示したノモグラムは次の計算を実行する。 1 1 / A + 1 / B {\displaystyle {\frac {1}{1/A+1/B}}} このノモグラムは非線形の計算を直線と等間隔の目盛りだけで行うという興味深いものとなっている。 A と B は水平と垂直の目盛り軸から入力され、結果は斜めの直線上の目盛りで読み取ることができる。 A と B の調和平均を求める式だが、この式にはいくつかの用途があり、電気工学では並列抵抗の抵抗値の計算でもあるし、光学では薄レンズの焦点距離の計算でもある。 右図で、赤の線は56Ω(オーム)と42Ωの抵抗器を並列接続したときの合成抵抗が約24Ωであることを示している(オームの法則)。また、焦点距離が24cmのレンズで56cmの距離にある物体が約42cmの距離で像を形成することも示している。
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