両面アフガン(リバーシブルアフガン、ダブルフックアフガン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 01:22 UTC 版)
「アフガン編み」の記事における「両面アフガン(リバーシブルアフガン、ダブルフックアフガン)」の解説
昭和30年代初めに手芸家の村上房子が「リバーシブルアフガン編み」として考案し、特許出願は拒絶査定となったものの、1977年(昭和52年)に次女の村上眞理子によって商標登録されている。近年、専用針が新規発売され。技法書が新規刊行されている「ダブルフックアフガン編み」は、リバーシブルアフガン編みとほぼ同じであるが、商標権の侵害を避けるため、別の呼称が使われている。 両端が鉤状になった針を用い、片方で「往き」、もう片方で往きの目を追いかけるように「戻り」を編む。このため、編み地の幅が針の長さに制限されることがなくなり、また輪編みも可能となる。「往き」と「戻り」の鉤の号数は多少の違いがあっても問題ないため、通常の両端かぎ針でも代用できる(異素材の組み合わせ時など、敢えて違う号数の鉤を用いる場合もある)。両面が表地となり、多彩な表現が可能である。
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