上総国武田氏伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 22:36 UTC 版)
「武田信之 (武田信玄三男)」の記事における「上総国武田氏伝承」の解説
これを裏付ける確たる史料はいまだ見つかっていないが、上総武田氏の系譜に従えば、同氏宗家の最後の当主で天正18年(1590年)の豊臣秀吉の小田原征伐軍に敗れて自害した武田豊信は、武田信之が養子として上総武田氏に入嗣したものであるという。 また、「武田氏滅亡時、仁科盛信の三男晴正が、豊信が盛信の実兄にあたることを頼りに上総に落ち延びた」という伝承が遺されている。 房総叢書所収の「上総武田氏系図」には、豊信は「実ハ信玄三男」と記載され、事典類においてもこれを採用している記述がある。
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