上村作次郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 14:27 UTC 版)
この手記の語り手。女嫌いの文学青年であり、探偵趣味を持つ。東京美術学校 (現東京芸術大学) を中退し、ピアノ弾きからペンキ職人に転落したあと帝国陸軍に徴兵された。ロシア内戦が起きると、北満守備のために一等卒として満州へと出征した。満州では満州通となり、司令部に重宝されるようになっていた。十五万円事件で捜査本部附きとなるも、退屈さから探偵の真似事を始め、事件に関わっていく。
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