上山川諏訪神社太々神楽
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「結城諏訪神社」の記事における「上山川諏訪神社太々神楽」の解説
上山川諏訪神社太々神楽(かみやまかわすわじんじゃだいだいかぐら)は十二座の舞から構成されている神楽であり、毎年4月3日に行われる例祭において、神楽殿で奉納されている。はっきりとした起源は不明だが、神楽面の裏面に「安永九年播州求之」と墨書が残されており、江戸時代中期に神楽が始まったと考えられている。この太々神楽は出雲系神楽といわれており、他の神社における太々神楽とも演目の共通点が見られるが、他の太々神楽との大きな差異としては、七座、十二座では餅や菓子が撒かれるという点がある。また、明治時代より半世襲的な伝承形態をとっている点、専業の神楽師として他の神社から神楽舞の依頼を受ける点なども上山川諏訪神社太々神楽の特徴である。2005年(平成17年)11月25日に茨城県指定文化財(無形民俗文化財)として指定された。 「神楽」も参照
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