三角関数の公式の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 00:40 UTC 版)

三角関数の公式(さんかくかんすうのこうしき)は、角度に関わらず成り立つ三角関数の恒等式である。
定義
角
この記事内で、角は原則として α, β, γ, θ といったギリシア文字か、x を使用する。
角度の単位としては原則としてラジアン (rad, 通常単位は省略) を用いるが、度 (°) を用いる場合もある。
- 1周 = 360度 = 2πラジアン
主な角度の度とラジアンの値は以下のようになる:
度数法(°) | 30° | 60° | 120° | 150° | 210° | 240° | 300° | 330° | ||||||||||
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弧度法(ラジアン) | ![]() 三角関数から求められる versine, coversine, haversine, exsecant などの各関数は、かつて測量などに用いられた。例えば haversine は球面上の2点の距離を求めるのに使用された。haversineを使用すると関数表の表をひく回数を減らすことができるからである。(参考:球面三角法)今ではコンピュータの発達により、これらの関数はほとんど使用されない。 versine と coversine は日本語では「正矢」「余矢」と呼ばれ、三角関数とともに八線表として1つの数表にまとめられていた。
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