三毒と後世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/26 07:25 UTC 版)
後世とは、仏教における三世のうちの来世(死後の世界)のことであり、しばしば「後生」(ごしょう)とも呼んでいる。仏教では、克服すべき最も根本的な三つの煩悩(三毒)として貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を掲げており、人間の諸悪・苦の根源としている。そのうちの「瞋」(しん)は、「瞋恚」(しんに)ともいい、怒りの心をあらわしており、仏教を奉ずる者にとって、怒りに身をまかせることは、来世での安楽を焼き払ってしまうことだという教説にもとづくものと推定される。
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