三毒を構成する煩悩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 05:10 UTC 版)
三毒読み方サンスクリット語パーリ語意味象徴する動物貪 とん rāga, ラーガ lobha, ローパ 貪欲(とんよく)ともいう。むさぼり(必要以上に)求める心。一般的な用語では「欲」・「ものおしみ」・「むさぼり」と表現する。 鶏 瞋 しん dveṣa, ドヴェーシャ dosa, ドーサ 瞋恚(しんに)ともいう。怒りの心。「いかり」・「にくしみ」と表現する。 蛇 癡, 痴 ち moha, モーハ moha, モーハ 愚癡(ぐち)ともいう。真理に対する無知の心。「おろかさ」と表現する。 豚 三毒を懺悔する経文として懺悔偈があり、真言宗・禅宗などでは読経の前に、浄土宗では読経の中で必ず唱えることになっている。
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