三崎漁港の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 16:02 UTC 版)
三崎の漁港は、地形が港に適していて、早くから沖合・沿岸漁業の拠点として発達し、昭和初期からはまぐろ類の水揚げで全国有数の遠洋漁業基地として知られるようになった。 大正11年、当時の三崎町海南(現在の三崎公園付近)に三崎漁港は開設される。関東大震災の被害を受けたことにより、昭和4年に現在の本港埠頭に移転。昭和30年代に入ると、冷蔵庫を持った冷凍船が出来、マグロの遠洋漁業がはじまる。漁船や漁法の近代化と水揚高の増加伴い、昭和43年3月、市場を全面改築し、三崎港魚市場が完成した。 平成4年からは、魚市場製氷工場、超低温魚市場冷蔵庫を建設。さらに、平成6年には新港魚市場が完成し、現在、市場業務はこちらで行われている。1日に取扱われるマグロは、400本から1,000本となっており首都圏を中心に毎日出荷されている。
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