三宅村_(大阪府三島郡)とは? わかりやすく解説

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三宅村 (大阪府三島郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 00:30 UTC 版)

みやけむら
三宅村
廃止日 1957年3月30日
廃止理由 編入合併
茨木市、三宅村茨木市
現在の自治体 茨木市・摂津市
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
三島郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 3.01 km2.
総人口 4,580
国勢調査、1955年10月1日)
隣接自治体 茨木市、吹田市、三島郡三島町
三宅村役場
所在地 大阪府三島郡三宅村大字太中
座標 北緯34度47分28秒 東経135度33分16秒 / 北緯34.7911度 東経135.5545度 / 34.7911; 135.5545 (三宅村)座標: 北緯34度47分28秒 東経135度33分16秒 / 北緯34.7911度 東経135.5545度 / 34.7911; 135.5545 (三宅村)
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三宅村(みやけむら)は、かつて大阪府三島郡に属した。現在はおおよそ北部が茨木市、南部が摂津市の各一部になっている。

村域

旧村域は、現在の茨木市摂津市の町丁にあてはめると、おおよそ以下のようになる。

  • 茨木市
    宇野辺、東宇野辺町、丑寅、蔵垣内、大正町、横江
  • 摂津市
    千里丘(東端部)、千里丘東(東部)、昭和園、香露園、桜町、学園町、鶴野

沿革

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、島下郡小坪井村、太中村、東蔵垣内村、西蔵垣内村、丑寅村、宇野辺村、乙辻村、鶴野新田が合併し、島下郡三宅村が発足。大字太中に村役場を設置。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - の統廃合により、三島郡に所属変更。
  • 1957年昭和32年)
    • 3月30日 - 茨木市に編入。同日三宅村廃止。
    • 7月1日 - 旧三宅村のうち鶴野および太中・蔵垣内・乙辻・小坪井の各一部が茨木市から三島郡三島町(現・摂津市)に編入。
      地域の一体性確保のため三島町への編入を主張していた各大字の住民が、再検討要求の運動を展開した結果、大阪府の調停を経て変更された[1]
  • 1960年(昭和35年)4月1日 - 旧三宅村のうち太中・蔵垣内・乙辻・小坪井の各一部が茨木市から三島郡三島町(同上)に編入。
    なお、これらの編入の結果、茨木市内に三島町の飛び地が27,149平方メートル、三島町内に茨木市の飛び地が95,584.5平方メートル発生し、摂津市市制施行後の1973年(昭和48年)4月1日、改めて境界変更が行われている[2]

交通

鉄道

村域を南北に東海道本線が通り、南部の大字小坪井に千里丘駅が設置されている[3]

阪急京都本線が通過しているが、駅は設けられていない。

道路

村域の西端付近、東海道本線の西側に主要地方道大阪高槻京都線が通っている。

千里丘駅と、東の玉櫛村に南北に通っていた大阪府道茨木鳥飼線(現:主要地方道八尾茨木線)とを接続する大阪府道沢良宜千里丘停車場線(現:大阪府道143号沢良宜東千里丘停車場線)が認定されている[4]

茨木市および三島町への編入後の1966年3月、旧村域の鶴野や宇野辺の北端付近を通る主要地方道大阪中央環状線が開通した[5]。その後並行して近畿自動車道(1970年開通)や大阪モノレール本線(1990年部分開業、1997年門真市延伸)が整備され、旧村域の鶴野付近に摂津北インターチェンジ摂津駅、宇野辺付近に宇野辺駅(開業時は茨木駅)が設けられている。

旧跡

脚注

  1. ^ 『角川日本地名大辞典 27』P788-789
  2. ^ 摂津市史編さん委員会 1977, pp. 1244–1247.
  3. ^ 「鐵道省告示第二百九十一號 東海道本線茨木吹田間ニ停車場設置」『官報』第3570号、内閣印刷局、822頁、1938年11月28日。NDLJP:2960062/4 
  4. ^ 摂津市史編さん委員会 1977, pp. 886–887, 1066–1067.
  5. ^ 摂津市史編さん委員会 1977, pp. 1067–1068.

参考文献

関連項目


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