七物降下湯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 16:11 UTC 版)
昭和28年(1953年)、敬節は高度の高血圧によって左眼に眼底出血を発病し、八味丸、黄連解毒湯、抑肝散、炙甘草湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、解労散など種々の処方を試みたが好転せずに出血も悪化していった。敬節は、東洋医学のあらゆる古典を精査し、当時の薬理学も参考として高血圧に有効な七物降下湯を開発した。本処方服用前に最高血圧150mmHg内外、最低血圧100mmHg内外であったものが、服用して約1週間で最高120mmHg内外、最低80mmHg内外となった。七物降下湯は、四物湯に釣藤、黄耆、黄柏を加えたもので、馬場辰二によって命名された。
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